育児支援・ひとり親支援・動物愛護活動支援など、元小児科医の経歴を活かし様々なボランティア活動を行います。お気軽にご相談ください。

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季節の人形のこれからを思案中

2025/01/18

    ~25年以上も前から集めた季節の人形の年6回の入れ替えが辛くなってしまった今日この頃~
    ~一生続けたいと思ってスタートした筈だったのに・・・と年齢を実感しています。~
 出張に出始めて3DKの官舎に住み始めた28年前、殆ど食事とお風呂と寝るだけの為に帰る我が住まいは、何とも閑散とした場所でした。もう少し女性らしい部屋にしたいなぁと思い、何もない低い本棚の上に小さな人形を飾り始めました。
 人形への憧れは、幼稚園時代に遡ります。私の家は、決して貧乏ではなかったと思うのですが、とにかく狭かった。私の3歳年上の姉が生まれた時、母の実家から初の雛祭りを祝って雛人形を送るお話は出たのですが、その当時は七段飾りなる物が主流で、場所を取り、とても狭い家には飾れないとお断りしたのだそうです。2人も女の子がいるのに雛飾りのない家でした。私の大の仲良しの子の家では、七段飾りの大きなお雛様が毎年飾られました。私は、その子の家でお雛様を見られるのがとても嬉しかった。ただただ羨ましかった。
 時を経て、私の人形集めの思いは火が付きました。お正月・お雛様・お節句・夏飾り・秋の飾り・クリスマス、年6回模様替えをしながら、その時期が来ると新たに1体追加するという力の入れ様でした。始めの頃は大きな人形を飾れるスペースは無かったので、大きくとも両手のひらに収まる程度の物を購入していました。仕事場との往復の毎日には、その6回の模様替えは楽しかったです。十二支の干支の人形も毎年1体購入し、12年掛けて同じ大きさ、同じ系統の物を小さい物、中位の物、大きめの物と3種類ずつ集めました。
 更に15年程前から5年程前まで少し大きく、広い階段を登る間に飾り物が出来る棚が設置されている家にいた事があるのですが、この時は一気に大きな人形を買いたくなってしまいました。雛人形も段飾りではないのですが、可愛らしく木箱に全ての人形が収納出来るタイプの物とお大理様とお雛様の立ち雛の物と本当に惚れ込んで購入した2セットを手に入れる事が出来ました。五月人形も小さな3人の子供が鯉のぼりを操っている人形や何年も探し続けて購入した兜のセットなど、毎年出すのが楽しみになる様な人形を揃えました。
 一生続けるつもりだったんです。だから、大切に保管もして来ました。でも、60歳を過ぎた頃からでしょうか?時の流れがあまりにも早く、替えたばかりと思ってもすぐ次の季節がやって来てしまいます。自分にとって楽しみではなく、負担になって来てしまったのです。
 今は、大切にして来た人形をどうしよう?と思っています。古くても持っている間は捨てられない物もありました。それは、目を瞑って人形達に『ごめんなさい🙇‍♀️。ご苦労様でした。』と言って処分しようかと思います。まだ十分飾れる物は今から腕を組んで何を残すか考えなければいけません。各季節1体か2体・・・と考えています。古いけれど綺麗であれば引取り手があれば精一杯探そうとも思っています。もし名乗りを上げて下さる方があれば、交渉させて頂きたいです。
 古いけれど毎年私を楽しませてくれた人形を捨てるのは忍びないです。引き取って下さる方があったら嫁がせてやりたい思いで一杯です。『私の部屋に飾っても良いよ。』なんて思って下さる方の連絡をひたすら待ち侘びたいバーバでした。

 

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