彬子女王のイギリス留学記を読んで・・・
2025/01/28
~私がフレッシュマンだった時にお会いした中学生の彬子女王は、本当に素晴らしい、
素敵な女性になられ、たった1回数分の事でしたが、お会い出来た事を幸せに思います。~
少し前の事になりますが、徹子の部屋に彬子女王が出演されました。皇室の方が・・・と少しびっくりしましたが、お父様の寬仁親王も御生前に出演された事があったとの事で、さらにビックリしました。
彬子様は、薄いスカイブルーのお着物をお召しになっており、『お着物がこんなに似合う方だったんだ。』と襟元のスッキリした感じと帯の合わせ方にしばし見入ってしまいました。『素敵!』の一言でした。徹子さんとのお話の中で、“イギリス留学記”の本のお話が出て、皇室大好き人間としては、即!買いに走ってしまいました。
文庫本のものしか手に入らなかったのですが、届いて直ぐにブックカバーをして汚れない様にしてから読み始めました。彬子様がご専門にされていた美術史の博士論文で学位を授与された事、お父様の寬仁親王とのご関係、イギリス留学中の研究のご苦労、その合間を縫って学友や知人とのあらゆる方面への旅行・食事会、美味しいコーヒーのお話、体調を整えるために使っていたらした日本から送られた入浴剤のお話しetc.etc.楽しく読ませて頂きました。特に、論文作成にあたり、数々のご苦労があり、『お一人で本当に頑張ってこられたんだなぁ』とただただ感心するばかりでした。特に最初の2年の留学だけではなく、一度帰国され学習院大学を優秀な成績でご卒業され、再度論文の書き上げのために留学された経緯は、ご自身のお立場という重い荷物を背負っている状況下で、本当に計り知れないプレッシャーだったと思います。
実は、彬子様とは彬子様が中学生の時に一度間近でお会いした事がございます。私が、フレッシュマンで当直をしていた夜にポケットベルが鳴り、電話を返した所『彬子女王が・・分後に救急外来を受診されます。』と伝えられました。『エッ!エッ!エッ!』『どうしよう?』と思いながら、お待たせしては・・・と思い、予定の時間より先に救急外来に到着し、お待ちしていた様に記憶しています。私の同期の実力No1の医師は既に経験済みで、何日か前のカルテに彼の字が記載されていました。『お手本がある!』と少しホッとしていた所に彬子様が到着。型通りに問診し、聴診し、処置を始めました。チラチラ前のカルテを覗いているのをお付きの方と顔を見合わせながら笑っておられました。『フレッシュマンだ!』と言葉もなく見合わせたお二人の目が語っていました。夜遅くでしたが、救急受診時のお支度はきちんとした洋服姿(小児科では、夜間受診時はジャージやパジャマの事も多いのにそのままお昼の外出ができる様なお支度でした。)お付きの方は、スーツ姿でした。とにかく早く良くなられて、お帰り頂きたかったです。お帰り頂く時は、ホッとしました。次の日に、同期の実力No1の医師に即話しました。『あなたの数日前のカルテがあって良かった!』彼は笑っていました。
それから30年以上の月日が経ち、その間にもテレビでは公務の様子をなん度も拝見させて頂いていましたが、改めて本を読む機会が得られて彬子様のイギリス留学記を読んで良かったと思います。徹子の部屋に出演中の彬子様の“素敵な女性になられた。”の印象は学習院大学元学長 福井 憲彦 先生の解説に変えての部分を読ませて頂き、“立派な大人になられた。”の記載に確信を得ました。指導教員をされていた先生さえ生意気な様ですが・・・と前置きされた上での率直な想いと書かれていらっしゃるのに、私の様な者が私的な想いを述べるのは甚だ烏滸がましくはあるのですが、本当に率直な想いです。そして、益々ファンになってしまいました。これからもご公務の時の映像で拝見させて頂ける事を楽しみにしております。
決して彬子様には見て頂けないとは思いつつ、バーバからのファンレターでした。
素敵な女性になられ、たった1回数分の事でしたが、お会い出来た事を幸せに思います。~
少し前の事になりますが、徹子の部屋に彬子女王が出演されました。皇室の方が・・・と少しびっくりしましたが、お父様の寬仁親王も御生前に出演された事があったとの事で、さらにビックリしました。
彬子様は、薄いスカイブルーのお着物をお召しになっており、『お着物がこんなに似合う方だったんだ。』と襟元のスッキリした感じと帯の合わせ方にしばし見入ってしまいました。『素敵!』の一言でした。徹子さんとのお話の中で、“イギリス留学記”の本のお話が出て、皇室大好き人間としては、即!買いに走ってしまいました。
文庫本のものしか手に入らなかったのですが、届いて直ぐにブックカバーをして汚れない様にしてから読み始めました。彬子様がご専門にされていた美術史の博士論文で学位を授与された事、お父様の寬仁親王とのご関係、イギリス留学中の研究のご苦労、その合間を縫って学友や知人とのあらゆる方面への旅行・食事会、美味しいコーヒーのお話、体調を整えるために使っていたらした日本から送られた入浴剤のお話しetc.etc.楽しく読ませて頂きました。特に、論文作成にあたり、数々のご苦労があり、『お一人で本当に頑張ってこられたんだなぁ』とただただ感心するばかりでした。特に最初の2年の留学だけではなく、一度帰国され学習院大学を優秀な成績でご卒業され、再度論文の書き上げのために留学された経緯は、ご自身のお立場という重い荷物を背負っている状況下で、本当に計り知れないプレッシャーだったと思います。
実は、彬子様とは彬子様が中学生の時に一度間近でお会いした事がございます。私が、フレッシュマンで当直をしていた夜にポケットベルが鳴り、電話を返した所『彬子女王が・・分後に救急外来を受診されます。』と伝えられました。『エッ!エッ!エッ!』『どうしよう?』と思いながら、お待たせしては・・・と思い、予定の時間より先に救急外来に到着し、お待ちしていた様に記憶しています。私の同期の実力No1の医師は既に経験済みで、何日か前のカルテに彼の字が記載されていました。『お手本がある!』と少しホッとしていた所に彬子様が到着。型通りに問診し、聴診し、処置を始めました。チラチラ前のカルテを覗いているのをお付きの方と顔を見合わせながら笑っておられました。『フレッシュマンだ!』と言葉もなく見合わせたお二人の目が語っていました。夜遅くでしたが、救急受診時のお支度はきちんとした洋服姿(小児科では、夜間受診時はジャージやパジャマの事も多いのにそのままお昼の外出ができる様なお支度でした。)お付きの方は、スーツ姿でした。とにかく早く良くなられて、お帰り頂きたかったです。お帰り頂く時は、ホッとしました。次の日に、同期の実力No1の医師に即話しました。『あなたの数日前のカルテがあって良かった!』彼は笑っていました。
それから30年以上の月日が経ち、その間にもテレビでは公務の様子をなん度も拝見させて頂いていましたが、改めて本を読む機会が得られて彬子様のイギリス留学記を読んで良かったと思います。徹子の部屋に出演中の彬子様の“素敵な女性になられた。”の印象は学習院大学元学長 福井 憲彦 先生の解説に変えての部分を読ませて頂き、“立派な大人になられた。”の記載に確信を得ました。指導教員をされていた先生さえ生意気な様ですが・・・と前置きされた上での率直な想いと書かれていらっしゃるのに、私の様な者が私的な想いを述べるのは甚だ烏滸がましくはあるのですが、本当に率直な想いです。そして、益々ファンになってしまいました。これからもご公務の時の映像で拝見させて頂ける事を楽しみにしております。
決して彬子様には見て頂けないとは思いつつ、バーバからのファンレターでした。