育児支援・ひとり親支援・動物愛護活動支援など、元小児科医の経歴を活かし様々なボランティア活動を行います。お気軽にご相談ください。

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                          新田保育園のビッグニュースをお届けします。

              ~お互いの思いを慮って、夢の実現が叶いました。~

 Milk支援させて頂いている新田保育園の園長先生からのお手紙で、ビッグニュースをお知らせ頂きました。6月の支援を配信させて頂いた時に個別のニュースとしてお伝えしたいとお知らせしましたが、コラム記事など少し寄り道していたので、今になってしまいました。

 何と、都内では中々実現が難しいと思われるのですが、新田保育園の隣地取得及び園庭造成事業に向けて地主様との売買契約を行うことが出来た!というニュースでした。沢山のハードルを越えて、実現に至った事だと思います。先ずは、隣地の獲得は都内ではかなり難しいと思います。私が仕事で保育園に伺った時を思い返してみると、保育園の敷地を広げる事が出来るなど考えもしなかった事でした。でも、保育園の仕事に携わっていらっしゃるスタッフの方々にとっては、『元気な子供達にもっと自由にのびのび育って欲しい!』という思いがいつもあったのではないでしょうか?その思いの中で、隣接する地主様と交渉に入ったのだと思います。思いの強さを地主様はどう受け取って下さったのでしょうか?ともすれば、売買契約は水に流れる事が多い交渉事ではないかと思います。譲って欲しい側の気持ちが先行して、売る側の気持ちを損ねてしまい、逆に既に建っている隣には決して売らない・・・という事も少なくありません。今回は、売って下さる側が、望んでいる側の思いを汲み取って成立した契約ではないかと思います。『元気な子どもたちの為に少しでもお役に立てるなら、新田保育園に売ろう。』と決断して下さったのだと思います。園庭造成計画もお聞きになられたのでしょうか?『こんなふうに利用してもらえるなら・・・』という思いを感じる交渉だったのではないでしょうか?

 私は、自身のHPのコラムにも“2本の鉛筆”(正式本題ではありません。)の記事で書かせて頂いているのですが、2本の鉛筆と2人の女の子の組み合わせを綴った私が小学校の時に出会った本なのですが、組み合わせが良かった事で、鉛筆と少女の関係も2人の少女の関係もうまくいくというお話です。一生を通じて、人間関係の大きな学びとなった本でした。今回のニュースは、隣地を所有されている地主様と新田保育園の皆様の人間関係が双方の思いの中で、見事に上手く行った結果だと私は思います。成立した契約は、沢山の子供達のこれからの将来に向けての“pay it forward”です。地主様から新田保育園への支援が、保育に携わっていらっしゃる新田保育園の先生方から沢山の子供達への支援に繋がります。そこで沢山のことを学んだ子供達が、一人一人自身の思いの中で沢山の方に手を差し伸べていきます。その広がりは無限大です。今成立した売買契約の凄さだけではなく、これから広がる夢がそこにある様に思います。

 工事に伴う一時的な引越し、園庭造成の建設、これからも沢山のハードルがあり、夢の実現は少し先の事かもしれません。でも、本当に楽しみです!園庭が増設された時には、私は今住む田舎町から是非新田保育園を訪ねさせて頂き、夢の実現のスタートを拝見させて頂きたいと思っています。ガンバレ!

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