育児支援・ひとり親支援・動物愛護活動支援など、元小児科医の経歴を活かし様々なボランティア活動を行います。お気軽にご相談ください。

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保育園と乳児院への私からの細やかなクリスマスプレゼント

オムパンは、公用語?造語?

 昨年12月に入ってから、保育園と2件の乳児院へのクリスマスプレセントを毎日悩んでいました。保育園は、おやつになる物は手作りが基本ですし、乳児院にはお顔を見た事のない乳児が何を喜んでくれるか見当が付きませんでした。でも、『何かしてあげたい!』それだけでした。

 考えた挙句、プレゼントしてくれた相手の顔もわからないのだから、一人一人を喜ばせたいという高望みは止めようと思いました。それは、保育園児にはご両親や園の先生方が、乳児院では職員の方々がきっと頭を悩ませてやって下さっている事だと思いました。それなら、日常でお役に立てる物をプレゼントし、使っていただければ十分ではないかと結論しました。

 そして、保育園は何時ものお米を+10Kgで30Kgにして贈らせて頂きました。2件の乳児院には、昼用と夜用のオムパンを贈らせて頂きました。どちらも少しばかり、数日分です。それでも食べていただけて、使って頂けたらそれで私の役目は十分です。

 お話は、ちょっと違う方向にハンドルを切らせて頂くのですが、皆様は“オムパン”という言葉をご存知ですか?私は、オムパンが出てすぐの頃新生児の仕事をしていたので、看護師さん達が“オムパン”と言っているのを聞きながら、『それはなんじゃ?』と思い、それが“紙おむつの役割を果たすパンツ”である事を知りました。この様な年齢層の仕事に関わる方々やお母様達にとって公用語だと思っていたんです。それで、クリスマスプレゼントとして贈らせていただいた旨を乳児院に連絡をさせて頂きました。

 後日、一つの乳児院の方から届いた旨のMailを頂き、『“オムパン”ってなんだ?』と思っていらしたという事が分かりました。Mailに“オムパン”(笑)って書いて下さっていました。どんなパンが送られてくるのだろう・・・子供達が食べられる物かしら?・・・と思っていらしたのかもしれません。公用語じゃなかったんだとこの歳で気付いてしまいました。でも、“オムパン”って実にその役割を端的に表現した言葉だと思いませんか?何方が言い始めたのでしょうか?語源を探ってみたくなります。

 プレゼントを贈らせて頂いた事で、こんな事が分かって私はちょっと楽しかったです。これからも語彙の少ない私がありったけの語彙を使いながらこんな発見ができたら楽しんじゃないかと思っているバーバでした。

オムパンのお話に因んで

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