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昔知った素敵なお母さんのお話
~今でも毎日、教えて頂いた“生活の知恵”を思い出すんです。~
~たった数分放送されただけなんですが、今も生活の中で実践し、役立っています。~
もうかなり昔の事なんですが、報道番組で流された“花嫁募集中の親子”の特集で知った素敵なお母様の事をお話ししたいと思います。
花嫁募集中の息子さんは、30代前半だったのではないかと思います。お母様の年齢は、全く記憶にないのですが、少し早くにご主人様を亡くされていて、息子さんと2人暮らしでした。『息子さんが早くお嫁さんを見つけてくれると良いなぁ。』と日々お考えの様でした。
“花嫁募集中の親子”の特集だったので、息子さんのプロフィールなど、息子さんの紹介を中心に報道が進むのかと思っていたのですが、殆どがお母様の日常を伝える内容でした。取材する内に、私と同じ様に思われた取材スタッフの方が、お母様が魅力的で、紹介したいと思ったのではないでしょうか?とても節約上手なお母様で、節約したお金で貯金をし、そのお金で息子さんとの旅を楽しまれたり、毎日の生活をエンジョーイされている様でした。
ある日、息子さんが知り合ってお付き合いを始められたお嬢様をご自宅に食事に招いた時のことです。いつもと同じ様に、近所で摘み集めた草で天麩羅をご馳走された様です。普段に近い状態で、包み隠さず、等身大で精一杯のおもてなしをされたのだと思います。そのお食事に『近所で拾って来た様な草を食べさせるなんて!』と憤慨されて、その後息子さんはふられ?てしまった様です。お母様は、息子さんに大変申し訳ない事をしてしまったと思われていた様ですが、当の息子さんは、『不味いならともかく、美味しいんだから。』とすっぱりおっしゃっていらっしゃいました。互いに等身大で、お互いの自分らしさを認め合って生きて来られた親子なのだなぁ・・・と私は思いました。素敵な親子関係を築いて来られて羨ましいとも思いました。
それだけではなく、お母様がされている節約術のあれこれも放送してくれたのです。先ずは、ストッキング。ストッキングって伝線するとみなさん捨ててしまいますよね。それも伝線は片足だけっていう事多くありませんか?このお母様は、それを捨てないで、伝線の入った片足だけを切り取ります。そして、もう一足伝線したストッキングが出たら同じ様にして、パンティの部分を重ねて履くんです。お腹の部分が温かくて少し引き締めにもなるんですよ。これを知ってから私も実践しています。
もう一つは、“手アイロン”。普段着るTシャツやハンカチを洗濯が乾いた後に畳みながら、アイロンを掛ける様に手でアイロンするんです。それで十分シワが伸びるんですよ。私は、毎日朝洗濯物を畳むのですが、ハンカチとパジャマ替わりのTシャツに実践しています。本当のアイロンを掛ける程にはシワは伸びませんが、洗った手を拭くハンカチや誰に見られるわけでもない家中でのTシャツなどこれで十分だし、電気代の節約は出来るし、温暖化にも極々僅かだけれど協力出来ます。毎朝これをやる度、お母様が実践しながら放送で披露して下さった時の事が頭をかすめます。“素敵な生活の知恵”に感謝・感謝です。
更にもう一つは、洗濯物の畳み方です。上に着る物が左右対称に綺麗に畳めない事って多くないですか?私も、この方法を知るまでは、中々綺麗に畳めなかったんです。お母様が、『前衣を内側に縦に半分に折り、背中側を表にし、その中心に向けて左右いずれかの部分を折り、その状態で広げて、その中心にもう片側を折る。』と教えて下さったんです。これを知ってから、洋服ダンスのブラウス・セーター・シャツは綺麗なお顔で並んでくれて、選ぶのにタンスを開けるのが楽しくなりました。ちょっとした工夫が、毎日の生活を楽しくするって素敵じゃないですか?私は、これからもこの素敵なお母様に教わった事、続けていきたいと思っています。そして、私も極々普通かもしれないけれど、私らしく楽しく毎日を送りたいと思います。そして、若いお母様方にも、こんな生活の知恵がお役に立てばと思います。
凄く昔の事だけれど、毎日思い出し、『あの息子さんは、お嫁さんが見つかっただろうか?』なんて要らぬ心配しながら、手アイロンでハンカチを準備するバーバでした。