15歳を迎えたPuPuの様子
病気に負けず、本当に良く頑張っていると思います。
愛犬PuPuは、元気度を示すが如く、“イチニ、イチニ”が誕生日です。余命半年の期限を半年も上回り、今も毎日元気に散歩に出掛けています。
でも、本犬の身体は嘘の付けない体になってきている様です。寒くなってきた頃から元々興奮すると結膜が充血する子だったのですが、いつでも充血している様になりました。眼脂は無く、感染によるものではないなぁと思いましたので、受診日に先生に相談しました。先生も眼の動きが鈍い事に気付いておられて、『物にぶつかり易くなっていませんか?』と問われました。私には、その様な感じはない様に思われましたが、眼の一通りのチェックをして下さり、左目が縮瞳していない事、右眼は縮瞳はしているが、眼底の一部に出血点を認める事が判りました。眼圧は正常で、緑内障でない事も判りました。左眼は既にほぼ視力がない状態。右眼も出血が広がれば、視力を失います。つまり、早晩、失明の危機にある事が判りました。犬は、元々視力が悪く、臭覚と聴覚でそれを補っていますので、私が高低差や障害物に気を配りながらお世話出来れば失明は受け入れられる様に思いました。受診回数を増やし、出血を抑えるために降圧剤が始まりました。受診の度、色々な可能性を考えて検査をして頂いています。左眼は、Echoで網膜剥離を起こしていた事も判り、ほぼ失明状態と思います。右眼は、大きな出血の広がりはないものの、僅かに拡大傾向はあり、出血点も視力に関係する部位に近い事から早晩見えなくなると思います。でも、声を掛けて、顎に手をやると真っ直ぐ私を見つめます。どんな風に見えているのだろうと思うと切なくなります。
余命宣告を受けてから、兄犬のPoohの年齢まで生きられないのかなぁと思っていました。でも、そのハードルは越しました。元旦には、例年通り初日の出を観に行き、2件の神社の初詣を梯子しました。兄犬と同じ15歳の初日の出を見る事が出来ました。3日には、姪が少し遅くなってしまったのだけれど・・・と言いながら注文してくれた2人を型取ったバースデーケーキを頂きました。余りにも2人に似ていて、箱から出てきたケーキを見た瞬間ただ涙が溢れました。12日には、Dog Caféに行き、そこにいる看板犬のスタンダードプードル リッキー、パグのタラちゃんと本当に素敵な写真が撮れました。まるで3犬で会話しているみたいなの!リッキー『お前良いな。ママに美味しい物頼んでもらって・・・』タラちゃん『ネェ、ちょっと頂戴よ!』PuPu『良いだろう!少しならあげるよ。』てな感じです。姪が撮ってくれました。
これからの目標は、3月の末に親戚との食事会への参加です。場所も確保出来ました。その時か、その後で、満開の桜と花水木の前での写真撮影です。兄犬Poohの命日まで100日を切りました。+何日頑張れるか・・・それが最大の目標です。あわよくば、16歳の誕生日も夢ではないかも知れません。目が見えなくとも、24時間オムツが外せなくても、生きていてくれれば良いのです。そばにいてくれれば良いのです。兄犬を亡くしてから1日も涙が出ずに過ごせた日はありませんでした。完全なペットロスではありますが、こんなに泣いてあげられるのは、ママの私だけ・・・と思って過ごしています。それでもいつかPoohにPuPuのお世話をお願いするときはやって来ます。その日が1日でも遅くなる様に今はただ前を見て頑張りたいです。頑張らないと最期に何もしてやれなかったPoohに申し訳ないです。きっとすぐそばで2人の生活を見守っていてくれると思います。
2人の生活が1日でも長くなる様に“今”を大事にしながら、過ごせたらと思っているバーバでした。